世界一幸せな洗濯と呼ばれているものを知っていますでしょうか。赤ちゃんの肌着や洋服などを産まれる前に水洗いする出産準備のことを指します。
今回はそんな水通しの方法についてご紹介します。
水通しって何のためにする?
新品で購入した衣類には、シワや縮みを防止するためにホルムアルデヒドが使用されている場合があります。赤ちゃんの肌はとてもデリケートであるため、このホルムアルデヒドに触れるとアレルギーや肌荒れを起こす可能性があります。
そのため、新品の服であってもベビー服については、着せる前に一度洗濯することが推奨されています。
水通しはいつする?
水通しをいつするかについては、決まりはありませんが、遅くとも赤ちゃんが産まれる前までには実施しておくべきです。
あまり、遅くに実施すると、管理入院などでバタバタしてしまうことも想定されるため、出産準備として、ある程度ベビー用品の購入が落ち着いたあと、妊娠中期から後期の早い段階にかけて実施することがおススメです。
水通しするもの
水通しするものについても決まりはありませんが、赤ちゃんの肌に直接触るものについては水通ししておいた方が良いかと思います。
私が水通ししたものは以下です。
- ベビー肌着
- ベビー洋服
- スタイ
- スリーパー
- バスタオル
- フェイスタオル
- ガーゼ
- おくるみ
- 布団シーツ・パッド
- 抱っこ紐
- 赤ちゃんぬいぐるみ
水通しの実施方法
洗濯機の掃除
赤ちゃんの洋服を洗う前に、まずは洗濯機の掃除を行います。洗濯機を購入したばかりですとか、頻繁に掃除しているようでしたら、この工程は飛ばしても問題ありません。
洗濯槽クリーナーを使って洗濯機樽内の掃除を行います。
洗濯槽クリーナーは「酵素系」と「塩素系」があります。酵素系のクリーナーは大きな汚れを酵素の泡で落とすのに対し、塩素系は小さくこびりついた汚れを落とすのに適しています。我が家は掃除するのが久しぶりであったので、どちらも使用しました。ただ、この際同時に使うと有毒ガスが発生するため、それぞれ別で分けて使うように注意してください。
まずは酵素系の洗濯槽クリーナーで、樽内洗浄します。つけおき時間などは商品の説明書を読んで従ってください。
酵素系の洗濯槽クリーナーでの洗浄が終わりましたら、塩素系の洗濯槽クリーナーで樽内洗浄します。
ベビー服などを洗う
洗濯機の洗浄が終わりましたら、ベビー服など水通しするものを洗濯機に入れます。
この際、ベビー服は繊細なものが多いため、洗濯ネットにいれて、コースは「デリケートコース」や「おしゃれ着コース」などの生地に優しいコースを選択するようにしてください。
洗剤についてはベビー用の洗濯洗剤を使用します。私は「さらさ」を使用しました。
1回にあまり多くいれてしまうと、生地が傷む原因にもなるので、私は4回に分けて実施しました。
手洗いする場合には、洗面器などにぬるま湯と洗剤をいれてもみ洗いし、よくすすいだ後は水気を取り除いて干していきます。
ベビー服などを干す
洗濯が終わりましたら、樽内にいれたままにせずにすぐに干すようにします。
この際、風通しの良い場所に干すようにしましょう。天気が良い日に実施すると良いです。
干す際にはベビーハンガーなどを使用して干したほうが、型崩れもしにくいのでおススメですが、我が家は気にせずに大人用のハンガーで干してしまいました。
ベビー服などを保管する
ベビー服が乾いたら、保管していきますが、ここでの注意点として、このまま大人用の服と一緒にしまってしまうと、大人用の衣類についている洗剤などがベビー服に付着してしまったり、家具についているホルムアルデヒドが付着してしまう可能性があるため、ジップロックなどの保存袋の中に入れてしまっておきましょう。
まとめ
世界一幸せな洗濯と言われている水通し。実施しなくとも問題はありませんが、出産前に赤ちゃんの洋服を洗濯することで、とても幸せな気分になれます。
手順も簡単ですので、余裕がある方はぜひ水通ししてみてください。